脚本家独学06 シナリオスクールも添削も本当に不要?

独学していると、シナリオスクールに通った方がいいのではないかと不安になりますが、有名なシナリオコンクールの大賞受賞者が通っていたシナリオスクールを調べると、独学でもシナリオスクールに通っていても、有名なシナリオコンクールで大賞を受賞できるかとは関係ないと思うような結果でした。
脚本家学校09 過去10年の受賞者のシナリオスクールの一覧

私はシナリオスクールのシナリオ・センターに通っていました。シナリオスクールには「絶対に通った方がいい」「通っても意味ない」と極端な意見が多いですが、私はシナリオ・センターの作家養成講座には通ってよかったし、シナリオ・センターの研修科は通っても意味ないと思って途中で退会しました。
脚本家学校05 シナリオ・センター作家養成講座の体験談

シナリオ・センターの20枚シナリオの課題は「シナリオの技術」を読めば分かるので、事前に全ての課題を書いてから通えばよかったと後悔しています。20枚シナリオを書かないで授業に出席しても、授業料と時間の無駄でした。その時間に大賞受賞作品を読んで勉強した方がよかったです。
脚本家学校06 20枚シナリオのシナリオ・センター課題の一覧

今は生成AIがあるので、20枚シナリオを短い枚数で書いて課題の意図を表現できているのかだけを確認して予習し、20枚シナリオの枚数でもう一度全ての課題を書いて準備しておけばいいです。毎週20枚シナリオを書き続けられる人は少なく、課題を書けないまま無駄に授業料を払い続ける人が多かったです。
脚本家独学04 3日で書ける2枚シナリオの勉強方法

20枚シナリオは短い枚数の方がストーリーを書きづらくなります。何の事件も起こらない脚本の方が課題の意図を表現できたかだけに集中できます。「シナリオの技術」に載っている20枚シナリオの勉強方法に近いものを生成AIなら実現できます。20枚シナリオは例が少ないので、以下にまとめました。
脚本家独学05 3日で書ける2枚シナリオの実例20本

シナリオスクールは講師の実力が重要です。同じシナリオスクールでも講師の実力は全然違います。講師の実力を確認するには、自分で書いた脚本を生成AIと講師に評価してもらい比較します。評価のレベルが生成AI以下の講師なら、シナリオスクールを退会すればいいと思います。生成AIなら無料です。
脚本家学校07 シナリオ・センターを辞めた理由

シナリオスクールに通う前に、講師がどういう脚本で評価されている人なのか過去の作品を調べる必要があります。作品のジャンルによって書き方や構成が違います。自分が書こうと思っているジャンルの講師に教えてもらわないと、言われたとおりに書いているのに評価されない脚本になってしまいます。
脚本家独学07 SAVE THE CATの法則では脚本を書けない

全てのジャンルが得意な人がいたら、人気脚本家になってシナリオスクールの講師をやる暇もないです。シナリオスクールの講師は大賞受賞者じゃない人がやっている場合もあります。浪人生に勉強を教わってもしょうがないです。シナリオスクールに通う前に、講師のプロフィールは必ず確認した方がいいです。
脚本家学校08 シナリオ・センターの評判と独学

脚本の添削もシナリオスクールと基本的に同じですが、脚本の添削は今はかなり大きな問題があります。添削する人が生成AIを使っているかもしれない問題です。シナリオコンクールに応募する脚本を読んで評価するのは時間がかかりますが、生成AIに要約させたり、生成AIの評価を参考にすると簡単です。

生成AIは最終審査の審査員とは評価基準が違うので、生成AIの添削ではシナリオコンクールで大賞を受賞できなくなってしまいます。添削のとおりに直したのに受賞できていないのであれば、脚本を添削する人が生成AIを使っているかもしれないので、もうその人には脚本の添削を頼まない方がいいです。
脚本家独学02 生成AIに大賞受賞作品を添削させた結果

シナリオコンクールで受賞できたかだけが判断基準です。受賞できなかった場合、講師は自分の教え方が悪いのではなく、実力は上がっているけれど「コンクールは運だからしょうがない」と言い訳しますが、受賞できていないなら、その人に教わっても時間の無駄です。脚本の勉強は生成AIで無料でできます。
脚本家独学03 初心者でも3日で脚本を勉強できる方法

同じシナリオスクールや脚本の添削でも講師によって実力が全然違うので、シナリオコンクールの大賞受賞者に大賞を受賞するために効果があった講師を聞いて、その講師が直接教えてくれるならシナリオスクールに通ったり脚本の添削を頼めばいいです。それ以外の講師なら、独学の方がいいと思います。
脚本家学校01 シナリオスクール通信講座まとめ
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