脚本家独学05 3日で書ける2枚シナリオの実例20本

3日で書ける2枚シナリオの実例20本です。3日で書ける2枚シナリオの書き方は以下にまとめています。
脚本家独学04 3日で書ける2枚シナリオの勉強方法



添削結果の例

生成AIの添削結果の例(無料の通常モードを使う。詳しい解説が欲しい場合は熟考モードを使う。)
以下の脚本が「時間のカセを含んでいる物語」になっているのか判定してください。

○学校・廊下
   時計を見て必死に走っている少年。
   食堂の前に行列ができている。
少年M「やばい、間に合わない」
   少年は学生たちの間をすり抜けて走る。
   少年は食堂の列に並ぶ。
食堂のおばちゃん「はい、10時になったから、ここまででメロンパンの予約は締め切ります」
少年M「間に合った」
OpenAIのChatGPT(GPT-4o)の回答

この脚本は、「**時間のカセ**(時間的制約や時間との競争)」を**含んでいる物語**と判断できます。

### 理由:

* **明確な時間的リミット**が設定されています:「10時になったらメロンパンの予約締切」。
* 少年はその**時間の制限内に目的を達成しようと奔走**しています(=食堂に間に合おうとしている)。
* 最後に「**間に合った**」というセリフで、時間との競争に**ギリギリ成功したことが明示**されています。

### 結論:

はい、この脚本は「**時間のカセを含んでいる物語**」になっています。
GoogleのGemini(2.5 Flash)の回答

はい、この脚本は**「時間の制約を含んでいる物語」**と判断できます。

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### 時間の制約について

少年が「やばい、間に合わない」と言いながら必死に走る描写、そして食堂のおばちゃんが「10時になったから、ここまででメロンパンの予約は締め切ります」と告げるセリフから、物語の中に明確な**時間制限**が存在していることがわかります。

少年はメロンパンの予約締め切り時刻である10時までに食堂にたどり着く必要があり、それが彼の行動原理となっています。この「10時」という具体的な時刻が、物語における時間的なプレッシャーと目標を作り出しているため、「時間の制約」が物語の重要な要素として機能しています。
MicrosoftのCopilotの回答

はい、この脚本は「時間のカセ(制約・制限)」を含んでいる物語になっています ⏰。

### ✅ 含まれている「時間のカセ」の要素
- **制限時間の存在**:少年が「10時までにメロンパンを予約する」という明確な時間制限に追われています。
- **緊迫感の演出**:「やばい、間に合わない」というセリフや、走って食堂へ向かう描写によって、時間との戦いが強調されています。
- **タイムリミットの結果**:「はい、10時になったから…締め切ります」という食堂のおばちゃんのセリフが、時間制限の存在を決定的に示しています。

こうした描写は、物語に緊張感と目的意識を与え、観客や読者の関心を引きつけます。
もっと時間に追われる展開を強調したり、ギリギリ感を演出したりすると、さらにドラマチックになりますよ。

もし他のシーンや脚本も見てほしいなら、どんどん送ってくださいね📚。

2枚シナリオの実例

以下は「シナリオの技術」に掲載の20枚シナリオの1~20の課題を2枚シナリオで書いた脚本の例です。生成AIが褒めてくれるので、サクサク書けました。200字詰め原稿用紙2枚(400字詰め原稿用紙1枚)ですが、だいたいの文字数でいいです。そんなところに時間をかけてもしょうがないです。

以下の例では200字詰め原稿用紙2枚(400字詰め原稿用紙1枚)ピッタリで書いていますが、私は脚本用エディタを使っています。脚本を書くときは、自動で字下げや改行してくれる脚本用エディタを使った方がはやいです。例では、ネットで読みやすいように文章途中の改行を無くしています。
脚本ソフト02 無料の脚本台本執筆エディタ

01. ハンカチ「身の回りにある小道具を使った物語」

○家・リビング(夜)
   夫がビールを飲んでいる。
   妻が入って来る。
妻「洗濯しようと思って、スーツのポケット確認したら、ハンカチ入ってた」
夫「それが、何?」
   夫はビールを飲む手が震えている。
妻「ハンカチはくしゃくしゃなんだけど、アイロンをかけた跡があって」
   夫は動揺してビールをこぼす。

02. マッチ「小道具をこんな使い道があったのかと思う物語」

○家・リビング(夜)
   妻、夫、娘が人生ゲームをしている。
   人生ゲームの車にマッチ棒がさしてある。
夫「どうだ、我ながら、いいアイデアだろう」
妻「無いよりはましね」
夫「な、お父さんのおかげだろ」
娘「うるさいなあ」
   娘がマッチ棒を指ではじくと先が飛ぶ。
夫「おい!」

03. 帽子「小道具がドラマのキッカケになる物語」

○家・リビング
   夫が座っている。
   妻が買い物袋から帽子を見せる。
妻「はい、プレゼント」
夫「え、なんだよ。今日は何か記念日か?」
妻「夫婦生活も長いし、苦労してるでしょ」
夫「いやー、それほどでも」
妻「だから、はげてきたし」
夫「えっ!」
   夫は後頭部を手で触る。

04. 写真「小道具を過去を秘めているものとして使う物語」

○海が見える高台(夜)
   雨が降っている。
   懐中電灯を持った男と写真を持った女がやってくる。
   女は写真と風景を見比べ、うなずく。
男「懐かしいな」
女「いいから早く、掘って」
   男がタイムカプセルを掘り起こす。
男と女「あったあ!」
   中から1年後の今日、二人一緒に掘り起こせたら、結婚しようと書かれた紙。

05. 鏡「小道具を歴史を秘めているものとして使う物語」

○家・リビング
   妻が鏡を見ている。
   夫が来る。
夫「どんなに見ても変わらないだろ」
妻「変わるのよ」
夫「いや、変わらないだろ」
妻「私は全然変わらないんだけど、あなたはなんで変わるんだろうと思って」
夫「え、俺のこと?」
   夫は鏡を見る。

06. 時計「時間のカセを含んでいる物語」

○学校・廊下
   時計を見て必死に走っている少年。
   食堂の前に行列ができている。
少年M「やばい、間に合わない」
   少年は学生たちの間をすり抜けて走る。
   少年は食堂の列に並ぶ。
食堂のおばちゃん「はい、10時になったから、ここまででメロンパンの予約は締め切ります」
少年M「間に合った」

07. すすき「季節感がある物語」

○すすき畑(夕方)
   すすきが風に揺れている。
   男と女がそれを見ている。
男「何時間でも見てられるな」
女「夕日が綺麗ね」
男「今年も見に来れてよかったな」
女「そうね、あれから一年もたつのね」
男「秋から、冬、春、夏、そして秋」
女「四つも季節を過ぎたなんて」
   男と女、見つめ合う。

08. 窓「場所を使用した物語」

○家・リビング
   少年は窓の外を見て、祖母は寝ている。
祖母「今日は来ないかもねえ、寒いから」
   窓に強風が吹きつける。
少年「昨日も来たし、今日も来るよ」
   少年は不安そうな表情をする。
少年「おばあちゃん、来たよ!」
   少年が窓を開け、小鳥が入って来る。
   少年は小鳥にパンを食べさせる。
   祖母は幸せそうに微笑む。

09. 湖「この場所でなければ成立しない物語」

○凍った湖
   釣り道具を持った父と娘がやってくる。
娘「お魚さん、いないの?」
父「氷の下にいるよ」
娘「じゃあ、助けてあげないと」
   父は器具で氷に丸い穴を開ける。
   父が釣りを始めると、すぐに魚が釣れた。
娘「寒かったでしょ」
   娘は釣った魚をカイロで温める。

10. 軽井沢「固定した場所の物語」

○軽井沢のペンション
   車が来て、男と女が降りてくる。
女「ほんとに大丈夫?」
男「軽井沢なんて、連休ぐらいしか、来る人いないから」
女「いつまで隠れてればいいの?」
男「警察が諦めるまで」
女「周りに誰もいないと分かって安心したわ」
   女は男をナイフで刺す。
   倒れる男と森の静寂。

11. 姉妹兄弟「兄弟の人間関係の物語」

○小さな野球場
   兄はバッターボックスに、弟はピッチャーマウンドにいる。
兄「全力でこい!」
   弟はボールを投げる。
   兄はバットを振ろうとするが、足を押さえてうずくまる。
   弟が心配して兄にかけよる。
   兄の足は包帯だらけだった。
兄「頼んだぞ、俺の分まで」

12. 親子「親子の人間関係の物語」

○学校・教室
   参観日。親たちが後ろで見ている。
   少年が作文を読む。
   母が心配そうに見る。
少年「僕のお母さん。僕のお母さんはスーパーマンです。いや、スーパーウーマンです。いなくなったお父さんの分まで何でもできます。大きくなったら、今度は僕がスーパーマンになってお母さんを助けたいです」
   母は泣いている。

13. 姑と嫁「嫁姑の人間関係の物語」

○姑の家
   姑と夫が座って話している。
   嫁が緊張しながら、料理を持ってくる。
姑「あら、美味しそうね」
嫁「お口に合うか分かりませんが」
   姑と夫が食べる。
姑「美味しい」
嫁「良かったです」
夫「母さんほどではないけど、美味しい」
   嫁は姑に隠れて、夫を机の下で蹴る。

14. ヒモ「利害関係のある人間関係の物語」

○路上
   男が女に土下座している。
   通行人たちが通り過ぎる。
女「恥ずかしいからやめて」
男「愛してるんだ」
女「嘘でしょ」
男「真面目に働くから、ね」
女「もう、しょうがないなあ」
男「よかった。で、早速で悪いけど、ちょっとだけお金を貸してほしいんだ」

15. 憎しみ「憎しみの人間の感情の物語」

○家・リビング(夜)
   夫が帰ってくる。
夫「ただいま」
   妻が机に座って夫を睨んでいる。
夫「え? 何かあった?」
妻「酷い男ね」
   夫は妻の前に座る。
妻「(小声で)……プリン」
夫「ふ、不倫なんてしてないぞ」
妻「プリン! あたしのプリン食べたでしょ」

16. よろこび「喜びの人間の感情の物語」

○大学・合格発表掲示板前
   子供や親が集まって騒いでいる。
   少年と友達が受験番号と掲示板を見比べる。
少年「よっしゃ、あった!」
   少年はすぐに友達を見る。
   友達は泣きそう。
少年「ごめん。でも、まあ、また来年も……」
友達「……あった、あったよ!」
   少年と友達は抱き合って喜ぶ。

17. かなしみ「悲しみの人間の感情の物語」

○スーパー・特売コーナー
   女が玉子を他の客と取り合っている。

○道
   女が両手に玉子がいっぱい入った袋を持って、笑顔で歩いている。
   野良猫が歩いてくる。
   女は笑顔で野良猫に近づく。
   野良猫に吠えられ、女は驚いて倒れ、玉子が割れてしまう。

18. おせっかい「人間の性格の物語」

○電車・車内
   サラリーマンの男が座っている。
   ドアが開いて乗客が乗って来る。
   おばあちゃんが男の前に来る。
   男はおばあちゃんに気づいて、立ち上がる。
男「どうぞ」
おばあちゃん「結構です」
男「いや、無理しないで、どうぞ」
おばあちゃん「腰が痛いから座れないの」

19. 旅「状況に影響された人物の物語」

○温泉街・お土産屋
   浴衣姿の男と女が入って来る。
   温泉ラブと書かれたダサいTシャツ。
女「これ、いいね」
男「お揃いで買おう」

○ホテル
   男と女は買ったTシャツを着ている。
女「なんでこんなの買おうって言ったのよ」
男「ちょっと舞い上がってた」

20. 盗む「特殊な状況に置かれた人物の物語」

○道
   女がカバンを持って歩いている。
   カバンから赤い財布が見えている。
   歩いてきた男が女とぶつかる。
男「ごめんなさい」
   男は歩いていく。
   男は手に持った赤い財布を見てニヤリとし、中身の札を抜いて、ポケットの財布に入れようとするが、財布が無い。
   女は男物の財布を持ってニヤッとする。
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