創作テレビ04 なぜNHKっぽい作品なのか? 創作テレビドラマ大賞
創作テレビドラマ大賞はNHKでドラマ化されるので、NHK主催と勘違いされます。フジテレビヤングシナリオ大賞はフジテレビ主催、テレビ朝日新人シナリオ大賞はテレビ朝日主催ですが、創作テレビドラマ大賞は日本放送作家協会とNHK共催のシナリオコンクールです。
創作テレビドラマ大賞の募集要項には「共催:日本放送作家協会 NHK」と書かれています。創作テレビドラマ大賞の募集要項はNHKではなく、日本放送作家協会のホームページに掲載されます。授賞式なども日本放送作家協会が用意した会場で行われます。審査は日本放送作家協会とNHKで行われます。
創作テレビ08 なぜ審査がはやいのか? 創作テレビドラマ大賞
NHKは創作テレビドラマ大賞とは別で「脚本開発チーム WDRプロジェクト」を主催しています。審査はNHKのディレクター、プロデューサーです。創作テレビドラマ大賞があるのに「脚本開発チーム WDRプロジェクト」を主催する理由は、創作テレビドラマ大賞とは違う作品を募集したいからです。
「脚本開発チーム WDRプロジェクト」には「海外ドラマの話法を取り込んだ【予想外の展開が連続する語り口】と、多様なアイデアを複数人で緻密に組み上げる【チームライティング】です。これを前提とした上で、エンタメ性とテーマ性を両輪とした、強力な物語を作りたい。」と書かれています。
脚本開発チーム WDRプロジェクト - NHK
NHKは過去に創作テレビドラマ大賞の最終審査に残った人たちを集めて、企画書を出してもらったりして「脚本開発チーム WDRプロジェクト」と同じようなことをやっていました。創作テレビドラマ大賞は一人で書く、「脚本開発チーム WDRプロジェクト」は複数の脚本家で共作するという違いはあります。
創作テレビドラマ大賞の最終審査に残った人たちは、NHKから共作することを前提で集められたら「共作なんてやりたくない、絶対一人で書きたい」と思っていても、とりあえず参加すると思います。創作テレビドラマ大賞の最終審査に残った人たちがNHKから集められて参加しない理由はありません。
創作テレビドラマ大賞の最終審査に残るぐらいの人たちなので、それなりに実力があることは保証されています。それなのに、わざわざNHKが「脚本開発チーム WDRプロジェクト」を作って、別で募集したのは創作テレビドラマ大賞の最終審査に残った人たちが書くような作品ではないものを作りたいからです。
「脚本開発チーム WDRプロジェクト」から「3000万」というサスペンスの連続ドラマがNHKで制作されました。海外ドラマで人気のサスペンスやラブストーリーのドラマを作りたいけれど、創作テレビドラマ大賞の最終審査に残った人たちの作品にはそういう作品がないので、別で募集したと思われます。
海外ドラマで人気のサスペンスやラブストーリーが応募されないわけではなく、創作テレビドラマ大賞の最終審査の前に落選してしまうのではないかと思います。「脚本開発チーム WDRプロジェクト」が募集しているのとは真逆の作品が、創作テレビドラマ大賞の最終審査に残りやすいことが分かります。
創作テレビドラマ大賞の大賞受賞者に独学が少ない理由もそこにあるのではないかと思います。独学の人は人気のサスペンスやラブストーリーを見て応募しますが、最終審査前に落選してしまい、いわゆるNHKっぽい作品しか創作テレビドラマ大賞の最終審査に残らないと思われます。
創作テレビ05 NHKっぽい作品とはどんなドラマ? 創作テレビドラマ大賞
創作テレビドラマ大賞の募集要項には「共催:日本放送作家協会 NHK」と書かれています。創作テレビドラマ大賞の募集要項はNHKではなく、日本放送作家協会のホームページに掲載されます。授賞式なども日本放送作家協会が用意した会場で行われます。審査は日本放送作家協会とNHKで行われます。
創作テレビ08 なぜ審査がはやいのか? 創作テレビドラマ大賞
NHKは創作テレビドラマ大賞とは別で「脚本開発チーム WDRプロジェクト」を主催しています。審査はNHKのディレクター、プロデューサーです。創作テレビドラマ大賞があるのに「脚本開発チーム WDRプロジェクト」を主催する理由は、創作テレビドラマ大賞とは違う作品を募集したいからです。
「脚本開発チーム WDRプロジェクト」には「海外ドラマの話法を取り込んだ【予想外の展開が連続する語り口】と、多様なアイデアを複数人で緻密に組み上げる【チームライティング】です。これを前提とした上で、エンタメ性とテーマ性を両輪とした、強力な物語を作りたい。」と書かれています。
脚本開発チーム WDRプロジェクト - NHK
NHKは過去に創作テレビドラマ大賞の最終審査に残った人たちを集めて、企画書を出してもらったりして「脚本開発チーム WDRプロジェクト」と同じようなことをやっていました。創作テレビドラマ大賞は一人で書く、「脚本開発チーム WDRプロジェクト」は複数の脚本家で共作するという違いはあります。
創作テレビドラマ大賞の最終審査に残った人たちは、NHKから共作することを前提で集められたら「共作なんてやりたくない、絶対一人で書きたい」と思っていても、とりあえず参加すると思います。創作テレビドラマ大賞の最終審査に残った人たちがNHKから集められて参加しない理由はありません。
創作テレビドラマ大賞の最終審査に残るぐらいの人たちなので、それなりに実力があることは保証されています。それなのに、わざわざNHKが「脚本開発チーム WDRプロジェクト」を作って、別で募集したのは創作テレビドラマ大賞の最終審査に残った人たちが書くような作品ではないものを作りたいからです。
「脚本開発チーム WDRプロジェクト」から「3000万」というサスペンスの連続ドラマがNHKで制作されました。海外ドラマで人気のサスペンスやラブストーリーのドラマを作りたいけれど、創作テレビドラマ大賞の最終審査に残った人たちの作品にはそういう作品がないので、別で募集したと思われます。
海外ドラマで人気のサスペンスやラブストーリーが応募されないわけではなく、創作テレビドラマ大賞の最終審査の前に落選してしまうのではないかと思います。「脚本開発チーム WDRプロジェクト」が募集しているのとは真逆の作品が、創作テレビドラマ大賞の最終審査に残りやすいことが分かります。
創作テレビドラマ大賞の大賞受賞者に独学が少ない理由もそこにあるのではないかと思います。独学の人は人気のサスペンスやラブストーリーを見て応募しますが、最終審査前に落選してしまい、いわゆるNHKっぽい作品しか創作テレビドラマ大賞の最終審査に残らないと思われます。
創作テレビ05 NHKっぽい作品とはどんなドラマ? 創作テレビドラマ大賞
傾向と対策