月刊ドラマ 2009年08月

第9回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞・大賞受賞作「臨月の娘」小山ひとみ
真面目な重いテーマの展開から、最後は一気にコメディにしたのが、
すごく良かった。最後のタイトルと出演のボードが出てくる展開は
どうなってるのか何度も読み返させる驚きがあった。

コンクール作品にオチは要らない。人間ドラマを書けと言われてるが、
ちゃんとしたオチがあって、それが読後感が良いと選考の講評にあった。
1時間ドラマの完成型とまで言われ、ここまで絶賛された話は珍しい。

今後の公募を送る際の参考に何が良かったのか講評を抜粋。
起承転結があって、涙あり笑いあり驚きがあって巧み。
推敲をした後が一番感じられる、1時間で過不足なく展開している。
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