傾向と対策16 シナリオコンクールは自分だけを信じる

「自分の得意なものを知る方法」で審査員の評価を知るために、とにかくシナリオコンクールに応募して、シナリオコンクールの審査員が評価するものを見つける方法を紹介しました。シナリオコンクールでは、審査員の評価だけが重要で、それ以外の評価は必要ありません。

自分一人では不安なので、シナリオスクールに通う人は多いです。課題などを他の人と共有したりする方が効率も良く、効果のあった勉強方法など聞けてメリットは多いです。シナリオスクールには大量に生徒が入学しますが、ほとんどが辞めていくので、一緒に頑張っていた人は少なくなり逆に不安になります。

シナリオコンクールに応募する人たちの仲間に入る人も多いです。一緒に頑張る人がいると、刺激になります。初めはいいのですが、後から脚本を勉強した人が先にシナリオコンクールで受賞したり、すでに2本書いたとか進捗状況を知ったり、どうしても他人と比べてしまう状況になるので、心が乱されます。

シナリオスクールもシナリオコンクールに応募する人たちの仲間も、シナリオコンクールで大賞を受賞したような実力者から感想が聞けるとかは期待しない方がいいです。実力のある人ほど、シナリオコンクールで受賞して抜けていくので、受賞したことがない実力のない人たちが残ってしまいます。

シナリオコンクールに応募する人たちの仲間の噂は本当かどうか分かりません。シナリオコンクールで大賞を受賞した人がこんなことをやっていたとかの情報は疑った方が良いです。シナリオコンクールで大賞を受賞した人の受賞コメントなどは雑誌やサイトに掲載されるので、自分の目で確認しましょう。

シナリオコンクールで大賞を受賞したことがない人は自分の意見には何の説得力も無いので、受賞した知り合いとか最終審査に残った知り合いが言ってたことにして、自分の意見を押し付けてきます。情報が古かったり、嘘の情報だったりするので、受賞してない人の話は聞いてもしょうがないです。

自分の体験談ではないことを言い出したら怪しいと思った方が良いです。嘘の情報に惑わされるだけなので、シナリオコンクールで疑問や質問があるなら、直接シナリオコンクールの主催者に問い合わせてください。それが一番確実です。みんながやってるから正しいなんてことはありません。

シナリオコンクールでは応募した年数は全く関係ありません。最近、新作をシナリオコンクールに何本応募したかが実力です。シナリオコンクールに応募しないと実力は落ちていくので、年数が長いのに応募しない言い訳ばかりしてる人は全く実力がありません。知識も古いです。

こんなシナリオコンクールは応募してもしょうがないとか、自分の納得いく脚本に仕上がってないとか、応募しない言い訳ばかりしてる人は、落選しても恥ずかしくない大きなシナリオコンクールにしか応募しません。自分に才能が無いと思われるのが怖いだけの人なので、相手にしない方がいいです。

シナリオコンクールに応募しない人の話を聞いても無駄なだけなので、とにかく応募できるだけ応募しましょう。シナリオコンクールは応募すればするほど、コツが分かって楽に書けるようになります。シナリオコンクールで大賞を受賞したいなら、他人に惑わされず自分のペースを崩さないことが重要です。
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