月刊ドラマ 2007年07月

「ハケンの品格」中園ミホ
スーパー派遣社員という主人公のキャラクターを作っただけで
何をやっても面白い。派遣という弱い立場の人が強い社員より
仕事が出来るというのは、痛快だ。

スーパーマンのような欠点が無いキャラは感情移入しにくいため、
主人公は何か親しみのある欠点を作るという常識を覆し、
ショムニのような見た人をスカッとさせるドラマになっている。

第4回BS-i新人脚本賞・大賞受賞作「きのこの恋」宇野GO
ストーカーっぽい根暗な少女が、不良少女の恋愛を手伝ったため、
中盤から不良少女が主人公に振り回される。主人公の片思いの彼への
犯罪まがいの間違った愛情が、なぜかほほえましく思える。
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