月刊ドラマ 2005年11月

「恋する日曜日 誰より好きなのに」中江有里
マリッジブルーの女が、昔の恋人の彼女がマリッジブルーだった話を聞いて
自分の悩みが解決するという。女の脚本家でしか書けないような話。
状況は何も変わってないのに、ハッピーエンドになっている。

「大奥~華の乱~」浅野妙子
時代劇は大変かと思いきや、作者の話で方言の専門家がセリフを
直してくれたり、時代考証の専門家が付いて教えてくれたり、
人が死んでも事件にならないなど、意外と自由に出来ることに驚いた。

「いくつかの夜」山田太一
68歳の男と32歳の女の恋。思いがけない女との出会いで、
少しずつ元気になる男の気持ちの変化が行動でわかる。
人生を諦めていたのに、今までの生活まで前向きになる最後は楽しい。
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