月刊ドラマ 2005年08月

第5回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞・大賞受賞作「彼女の恋文」貴志真紀
お婆ちゃんの代わりに孫娘が高校生にラブレターを渡すという
ブサイクが美人に身代わりになってくれという昔からある話の変形。
元気なお婆ちゃんが主役になれば、もっと盛り上がったのに。

第5回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞・優秀賞受賞作「雲路の果て」西山宏美
子供を殺して出所した加害者が手違いで、被害者の家族の仕事場で働く。
被害者の母親が加害者の少年に子供の墓を見せるところが怖い。
復讐できずに終わるが、加害者の気持ちがもっと知りたい。

「エンジン」井上由美子
最後にレース場にそれぞれ離れたところから集まってくる子供たちの
性格が出てる映像に合わせて、それぞれの子供の特徴を喋る声が
重なるところは、技術力がすごい。
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