月刊ドラマ 2005年10月

「実録・小野田少尉 遅すぎた帰還」佐伯俊道
取材に裏打ちされた小野田さんの心の動きが丁寧に描かれている。
最後、1人になったときに戦争が終わったと薄々気づいているのに、
納得できない自分自身との戦いが悲しい。

「広島・昭和20年8月6日」遊川和彦
日が経つにつれてタイトルで8月5日(原爆投下、四日前)と
段々カウントダウンされるのが怖い。話の案内役だと思ってた人が、
生き残った1人という展開がありきたりだけど、納得の展開。
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