月刊ドラマ 2005年09月

「刑事部屋~六本木おかしな捜査班~」田子明弘
殺人事件が起こらず、細かい事件がいっぱい起こって
どの事件も接点が無く起こるのが新しい。
小さい事件には小さいドラマがある。

第17回フジテレビヤングシナリオ大賞・大賞受賞作「unplugged」門間宣裕
ほとんど喋らない主人公の心の動きをナレーションでカバーしている。
仲間が出来てから、孤立して、元の状態に戻っただけなのに
以前よりも寂しい感じがよく表現されている。

第17回フジテレビヤングシナリオ大賞・大賞受賞作「超能力戦隊エスパーズ」古谷俊尚
フジヤングだけの傾向かもしれないが、主人公の葛藤が無くても
設定が奇抜で、会話のテンポがよくて選ばれた話。
何の意味も無い超能力を使ったバカバカしい展開が面白い。

第17回フジテレビヤングシナリオ大賞・佳作受賞作「サラリーマンはドロボローのはじまり?」佐藤弘幸
電車で若者を注意。手柄を上司に取られる。逆恨みされ背広がボロボロ。
上司に空領収書で背広を買ってこいと言われ、偽造がばれる。
流れるような展開が自然で上手い。
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