傾向と対策07 シナリオコンクール審査員の評価を知る方法

シナリオコンクールの傾向と対策をする前に、まずは自分自身を分析しましょう。シナリオコンクールで大賞を受賞するためには、シナリオコンクールの審査員に評価されなければいけません。自分のどの脚本が評価されるのかは、審査員に直接聞けば分かります。

具体的には、いろいろな傾向の脚本を書いて、シナリオコンクールに応募します。そうすると、脚本の傾向によって一次審査で落ちるものや二次審査通過するものなど、同じ作者の脚本でもシナリオコンクールの審査員の評価が違うことが分かります。

どのシナリオコンクールも一次審査で落ちるなら、賞金が無いような応募数が少ないシナリオコンクールか初心者が多いシナリオコンクールを狙いましょう。それでも落ちるなら、書き方が間違ってるかもしれないので、脚本の書き方を勉強しましょう。

シナリオコンクールに応募すればするほど、自分の脚本の中でシナリオコンクールの審査員に評価されるものが分かります。自分の実力も分かってきます。大きいシナリオコンクールにしか出さない自信過剰な人もいますが、実力を知るチャンスを逃して、もったいないです。

シナリオコンクールでは、応募しない期間が開けば開くほど、確実に実力は落ちます。脚本を勉強し始めたころは審査通過できたけど、最近は審査通過できなくなってきたとか言う人もいますが、実力が落ちているだけです。使わない能力は衰えます。

こんなダメな脚本はシナリオコンクールに応募しても落ちるだけだとか、もっと推敲した方がいいから他に回そうとか、落ちて傷つきたくないので、応募しない理由を考えてしまいますが、応募しなければ、審査員の評価が分かりません。それではシナリオコンクールで大賞を受賞できません。

シナリオコンクールに応募する脚本が無いなら、過去に別のシナリオコンクールに応募して落選した脚本を手直しして応募しましょう。応募しないよりはマシです。私はどのシナリオコンクールに応募しても一次審査落ちする脚本は、一部分だけ切り取って短編にして応募しています。
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